グルメ

容器が陶器のキングオブ駅弁「峠の釜めし」にパルプモールド容器登場!

ぼくが日本一の駅弁と信じてやまない、群馬県の信越本線横川駅の駅弁「峠の釜めし」。
益子焼のずっしりした釜が特徴で、碓氷峠越えの横川〜軽井沢間が廃止された今でも、サービスエリアや東京駅などでも人気を博しています。

峠の釜めしとは?

峠の釜めしと言えば、日本を代表する人気駅弁です。

信越本線の横川駅前の駅弁屋さん「おぎのや」が、1958年から販売を始めました。
横川駅では、碓氷峠越え(横川〜軽井沢間)をするため補助の機関車を連結する作業が全電車で実施され、その作業のため5分ほど停車するため、ホームで立ち売りが行われていました。
しかし、1997年の長野新幹線の開業に伴い、峠越え区間が廃止されたことで、終端駅になった横川駅での販売数はかなり減りました。
その後は、サービスエリアやインターチェンジ近くに売店を設置しての販売、東京、大宮、高崎、軽井沢等他の駅で販売されるようになり、また、全国のデパート等で実施される駅弁大会では1,2を争うほどの人気駅弁として君臨しています。

益子焼の釜がパルプモールド容器に!?

ずっしりした釜のはずの峠の釜めしが、2013年にはパルプモールド容器(紙容器)の峠の釜めしが発売されました。

購入客から、持ち運びが大変という声があって、開発された容器です。
値段も1,080円(税込み)とどちらの容器でも同額で、中身も同じです。

ただ、パルプモールド容器は販売量全体の1割程度とのことで、今でも益子焼の釜がメイン出あることに変わりはありません。

進化する駅弁

中身も味も昔から変わらず、それがまたうれしいのですが、確かに峠の釜めしの容器は重かったし、持ち帰って食べた後の容器をどう処分するか、悩みどころでした。
しかし、このパルプモールド容器の釜めしが誕生し、しかも環境に優しい容器とのことで、持ち帰って食べるのも手軽になって、しかも容器は燃えるゴミで処理できるのも、うれしい進化ですね。

ちなみに、益子焼の釜容器も、おぎのやさんに持ち込んだ場合、窯元に戻して粉砕され、アスファルトと混ぜて道路舗装の素材に利用されたり、おぎのや直営レストランで利用された容器は、我などがないか確認した上で洗浄、消毒し再利用されているそうです。

そもそもパルプモールド容器の峠の釜めしの販売量が少ないので、なかなかお目にかからないかもしれませんが、どちらの容器でもおいしさは変わりません。
駅弁の販売が減ったり、車内販売の終了が話題になっている今、峠の釜めしの健闘が他の駅弁に波及するといいなと思います。