休む権利をもっと柔軟に活かそう
休みは労働者の大切な権利です。
しかし、多くの職場では休み方が限られています。
もっと柔軟に、そして自由に休むことができる環境が必要だと考えます。
休みは「頂く」ものではない
労働者が休みを取るとき、よく耳にするのが「お休みを頂いております」というフレーズ。
しかし、休みは労働者に与えられた権利であり、「頂く」ものではありません。
私もサラリーマン時代、これってどうしてもおかしいよな、なんで「頂くんだ?」って思っていました。
これは国語的にも誤りなのだそうです。
この言葉遣いは、休みを取ることに対する遠慮やプレッシャーを感じさせ、労働者が気軽に休みを取ることを妨げているようにも思えます。
もっと堂々と、自分の権利を主張して休みを取るべきです。
祝日が多くても、実際の休みはどうだろう?
日本は他国に比べて祝日が多いと言われていますが、会社や業界によっては土日祝日が確実に休みとは限りません。
特にサービス業では年間100日休めるかどうかという企業もあります。
さらに、夏休みや年末年始、ゴールデンウィークなどの長期休暇は、ほとんどの企業で「みんな一緒」に休むというスタイルが主流です。
しかし、全員が同じ時期に休む必要はないはずです。
もっと柔軟に休みを取れる仕組みが求められています。
さらには夏期休暇や年末年始休暇をもっと長く取れるようにすべきです。
有給休暇の柔軟性と病気休暇の分離
有給休暇は、通常半年後に10日支給されるのが一般的ですが、それは病気の際の休暇も含まれています。
しかし、10日間では十分な休暇とは言えませんし、病気のための休暇は別途用意されるべきです。
労働者が必要に応じて休むことができる環境が整えば、仕事のパフォーマンスも向上し、長期的には企業にとっても利益になるはずです。
休みをもっと柔軟に、そして安心して取れるようにするために、国や経済界、企業が努力していかないといけません。