自分の特徴を表に出す
社会人になると、なぜか“個性は隠すもの”という空気があります。
私が普段から意識している「特徴の出し方」について書いてみます。
もちろん自己紹介欄でも表す
ホームページやSNSの自己紹介欄は、もっともわかりやすく特徴を出せる場所です。経歴やスキルを書くことも大事ですが、「どんな人なのか」が伝わる工夫をすると、相手に覚えてもらいやすくなります。
私自身も、「富山生まれ」「野球好き」など、いくつかの特徴を必ず入れています。人は“具体的な情報”に反応します。出身地、好きなもの、こだわりなど、ほんの小さな個性で構いません。
特に今は、SNSやブログを通じてつながる時代です。ビジネススキルだけでなく、「その人らしさ」こそが価値になる。だからこそ、自分の特徴は意図的に表に出しておくべきだと思います。
名刺入れで自分の特徴を表す
私は名刺入れでも自分の特徴を表すようにしています。

使っている名刺入れは、富山の八尾和紙でつくられたもの。八尾町にある「桂樹舎」で製造販売されています。

会社員の頃から愛用していて、現在は2代目。ただ、そろそろくたびれてきているので、3代目も購入済みです。
八尾和紙は地元・富山の伝統工芸。名刺交換のときに「これ和紙なんですね」と話題になることもあり、自然と自分の背景を伝えられるのです。
さらに、名刺には日本香堂の名刺香「白檀」をしのばせています。


私自身、白檀の香りが好きで、アロマが軽い趣味程度というのもあり、そのまま特徴として反映させています。
「自分は何者なのか」「どんな価値観を持っているのか」を持っているモノ、身につけているモノで伝えられる。
ファッションや名刺入れ、筆記具、香りまで、実は立派な自己表現ツールです。
会社員時代から身につけるもので個性を伝えてきた
会社員の頃から身につけるもので自分らしさを出していました。
例えば、通勤はずっとリュックと黒いスニーカー。スーツに合わせていましたが、ブリーフバッグは好きになれず、革靴も足に合わなかったため、「動きやすい」「ストレスが少ない」という自分の価値観を優先していました。
また、夏場に会社で使ううちわも、野球関連のデザインのものを持ち込んでいました。野球が好きという個性が自然と伝わります。
身につけるものは毎日使うものだからこそ、無理なく自分の特徴を表現できます。
ビジネスの場だからといって、すべて周りに合わせる必要はありません。
ほんの少しの「自分らしさ」を足すだけで、相手からの印象もぐっと変わります。

