持続可能な働き方を!育児で「休めない」ではない。「休め!」と言おう。
小泉大臣が育休を取ることに賛否出てますが・・・
テレビでは、男子にこの件についての街頭インタビューをやってたんですが、2,30代は概ね賛成、40代は人による、50代以上はむしろ反対する人が多かった。
おそらく、多くは「おれたちにはそんな制度はなかった」というひがみや、「育児は女がやるもんだ」っていう意識を未だに持ってるんでしょう。
我々より下の世代は、60代のおじさん達のような、会社や社会が守ってくれる時代ではなくなったのに・・・
(その話をすると長くなるので割愛)
「業績が落ちても構わない」
先日、ニュースでこの記事にも書かれている「サカタ製作所」の育休への取り組みについて紹介されていた。
妻が妊娠したという社員と上司、その部の社員がいる前で、坂田社長自らが「育休取れ」と。
なので気持ちよく育児休業が取得できる。
今では男性社員の育児休業取得率が100%に。
しかもこの坂田社長、育休取らせるため、残業させないために「業績が落ちても構わない」と言い切っちゃう。
しかも納期に間に合わないとかになったら、顧客に謝ればいいと。
強引にも感じるけど、それだけ社長の一言って大きいんですよ。
実際、サカタ製作所の1人あたりの平均残業時間(1カ月)は2014年の17.6時間から2018年は1.1時間に減ったそうだ。
男社会の中の男社会とも言えるメーカーで、これだけの働き方改革が出来るって言うのは素晴らしいと思う。
ちなみに、育児休業は男性も女性も取れるのです。
法律で取得できることが保障されています。
うちは大企業ではないから、と言う言い訳はできないのです。
変えるのは制度から企業風土へ!
ただ、これってはっきり言って当たり前じゃなきゃならんのです。
製造業ゆえの難しさはあるけど、現場の社員以外はもっと先の働き方が出来る時代。
制度は整いつつある。あと変えるのは企業風土だ。
昔ながらの経営者や上司は、自分の価値観を見直すべし!
そして社員の意識も。
組織の空気に忖度しない。
育児休業を取ったからと言ってその社員の人事評価を落とすような会社は、今後淘汰されていくでしょう。
経営者、上司の皆さん。
「休めない」ではない。「休め!」と言いましょう。
持続可能な働き方を!
昔の価値観を変えて、社員のために変革したいとお考えの経営者さん、E’s Projectにそのお手伝いをさせてください!
昔の価値観を変えたくない、変える気がない経営者さんは、経営の場から即退場するお手伝いをさせていただきます。
※出典
withnews 2019年10月20日 「育休機運の裏で「休み必要?」と問う職場 「休めない空気」の正体は」
Forbes JAPAN 2019年12月27日 「「利益はいい、気にするな!」残業ゼロ・男性育休100%を達成した、地方の中小企業の挑戦」