考え方
PR

圧迫面接をする会社は「そういう会社」だと思っていい理由

eguyan
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

就職・転職活動をしていると、いまだに圧迫面接をする会社があります。質問攻めにされたり、人格を否定するような言葉を投げかけられたりすると、その場で心が折れそうになりますよね。ですが、実はその時点で「会社の本質」が見えていることが多いのです。

スポンサーリンク

圧迫面接は「会社の文化」がそのまま出る

圧迫面接をする会社は、単なる「面接のスタイル」ではなく、その会社に根付いている文化や価値観が露呈している場合がほとんどです。
そもそも面接は求職者と企業の対等な場のはずです。にもかかわらず、面接官が威圧的な態度を取るということは、社内でも上下関係が強く、意見が言いづらい環境である可能性が高いと言えます。

だいたい、求職者が面接官を圧迫することはありませんよね?
「あなた何様なんですか?」とか「あなたは会社を背負えるんですか?」なんて聞く人はいません。

それなのに、企業側だけが「圧迫していい」という前提があるのは、すでに「対等ではない」文化がある証拠です。
これはブラック企業の典型的な特徴でもあります。

圧迫する理由を「見極め」と言う会社は危険

圧迫面接をする側がよく言うのが、「その人がどんな人かわからない」「ストレス耐性を見たい」という理由です。
しかし、この考え方は「人事としての能力不足」を露呈していると言えます。

本来、人材を見極めるには、

  • 質問の深掘り
  • 過去の経験や行動の分析
  • ロジックの一貫性
  • 価値観の適合度

といった面接の「技術」で判断できます。
威圧して相手を追い込む必要なんてないのです。

むしろ「圧迫しないと人を見抜けない」というのは、面接スキルが低い、もしくは会社自体が 「ストレス環境に耐えられる人しか生き残れない職場である」と言っているようなもの。
つまり、その会社の「業務のつらさ」と「人間関係の厳しさ」が、面接の時点で表に出ているのです。

さらに圧迫面接は、場合によってはパワハラ・モラハラに該当するリスクがあります。
採用段階でハラスメントの香りがする会社は、入社後も同じ構図が続くと考えていいでしょう。

口コミ時代に圧迫面接を続ける会社は危機管理が甘い

今はネットで簡単に口コミが書け、求職者も事前にほぼすべて調べる時代です。
特に中小企業は採用難が続いています。
そんな状況で候補者を不快にさせる行為を続けるのは、企業としてのリスク管理が甘すぎます。

「圧迫面接された」とSNSでつぶやかれれば、翌日には検索ワードに載り、応募数が激減することだってありえます。
会社の未来のことを本気で考えている経営者なら、圧迫面接は絶対にしません。

採用は企業だけが選ぶ場ではなく、求職者が会社を選ぶ場でもあります。
あなたの価値を下げてくる会社は、さっさと候補から外しましょう。

スポンサーリンク
詳しいプロフィールを見る
EGUYAN
富山県富山市生まれ、埼玉県川越市育ち、現在も川越在住。 ワーケーションソリューション(Well is)代表 日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー。 野球と旅とまいう〜と。がモットー。
記事URLをコピーしました