ウェルビーイング
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価値観の多様性があるように、ウェルビーイングにも多様性がある

eguyan
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会社や社会で当たり前に語られる「幸せの形」は、実は人によってまったく異なります。
価値観が違うように、ウェルビーイングにも多様性があります。

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価値観の押しつけが生む違和感

人それぞれ大切にする価値観は違います。
しかし会社の中では、上司や経営者の価値観が押しつけられる場面が少なくありません。
私自身、会社の方向性ではなく社長の好き嫌いで判断され、現場の意見が無視される状況に直面した経験があります。
これは単なる好みの問題に見えて、社員の働きがいや安心感を奪う行為といえます。

マネジメント層は自分の価値観を押しつけるのではなく、部下一人ひとりの価値観を尊重しながら説明や指示を行うべきです。
価値観の多様性を認めない組織では、社員がウェルビーイングを感じられず、モチベーション低下や離職につながります。
逆に、異なる価値観を尊重する環境は、社員のエンゲージメントを高め、企業の持続的な成長にもつながってきます。

ウェルビーイング経営の第一歩は“多様な声”を聞くこと

ウェルビーイングな働き方を実現するためには、まず、従業員の声を丁寧に聞くことから始めます。
アンケートやヒアリングを通じて、社員が何を大切にし、どんな働き方を望んでいるのかを把握することが重要です。
新しい制度や働き方改革を進めるとき、アンケートをしてるのに、時間がない、面倒だからと、締め切りまでに出してこない人もあわられます。
なんだかよくわからないから(この場合、説明しても理解してくれない人もぼちぼちいます)と、「何も変えなくていい」という意見もあれば、「給料を上げてほしい」という声もあります。
特に「給料を上げてほしい」っていう声は、その人にとってのウェルビーイングを表す大切な価値観だと言えます。

経営側が一つの正解を押しつけるのではなく、多様な価値観を尊重し、従業員が選択できる幅を広げる姿勢こそが、ウェルビーイング経営の第一歩です。
制度設計の前提として“多様な声”を見える化し、優先度と実現可能性を整理したうえで段階的に導入します。

一人ひとりの多様なウェルビーイングに寄り添う

ウェルビーイングは、給料を重視する人もいれば、家庭や子育て、介護との両立を優先する人もいます。
リモートワークを望む人もいれば、都市を離れて北海道などで自然に囲まれた生活を送りながら、首都圏の仕事をリモートで続けることで充実感を得る人もいます。
重視する要素は人によって異なり、同じ組織の中でも多様なゴールが共存します。

だからこそ企業は、社員全員に同じゴールを押しつけるのではなく、それぞれが自分らしい形でウェルビーイングを得られるよう支援します。
選択肢のある就業制度、働く場所と時間の柔軟性、キャリアの複線化、ケア責任への配慮などを併せて設計し、定期的に見直します。
制度づくりや働き方の選択肢を増やすことは、社員の満足度を高め、組織全体の活力を向上させる取り組みです。

私は、一人ひとりの多様なウェルビーイングに寄り添い、それぞれが幸せを実感できるような組織づくりを支援します。
価値観の多様性を起点に、ウェルビーイング経営を実装することで、企業と働く人の双方が持続的に成長できる環境を整えます。

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EGUYAN
富山県富山市生まれ、埼玉県川越市育ち、現在も川越在住。 ワーケーションソリューション(Well is)代表 日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー。 野球と旅とまいう〜と。がモットー。
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