同調圧力に負けないために

同調圧力に屈せず、自分らしく生きるのは簡単なことではありません。
しかし、少しの勇気と意識で、その重圧に打ち勝つことができるのです。

同調圧力とは何か？

私たちは日々、無意識のうちに同調圧力にさらされています。
それは、「みんなと同じことをしないといけない」「空気を読んで行動しなければならない」といった暗黙のルールから生じるものです。
例えば、私はかつて勤務していた部品メーカーで、定時は8時30分からとなっていたのに、総務部の男子メンバー全員が管理部門棟の掃除をするために、実質的には7時半に出社していたことがあります。
部長からの「先輩もやってるんだから、君ももちろんやるよね？」という一言が、実質的には強制力を持ち、私に圧力をかけていたのです。

自分の意見を持つことの重要性

同調圧力に負けないためには、まず自分の意見をしっかり持つことが重要です。
私は子供の頃、「みんなと同じ意見でなければ仲間外れにされるのでは」という経験をしてきました。
しかし、大人になった今、自分の考えをはっきりと伝えることが、同調圧力に対抗する第一歩です。
私も、できるだけ自分の思っていることをはっきり言うように心がけています。
ただし、自分の意見を押し付けてしまうと、今度はそれが他の人への同調圧力になってしまうこともあります。
だからこそ、他の人の意見も尊重しつつ、自分の考えをしっかり持つことが大切なのです。

同調圧力に負けないための方法

同調圧力に屈しないためには、いくつかの具体的な方法があります。
まず、自分の意見を持ち、それをしっかりと伝えること。
また、他の人の意見も尊重する姿勢を持つことが大切です。
さらに、「流行り」や「察しろ」（これらも同調圧力の一種です）といった暗黙の了解に縛られず、自分のペースで行動する勇気を出しましょう。
例えば、「現場が休日出勤してるんだから、君も出勤するよね？」という部長からの圧力に対しても、自分の意見や状況をしっかりと伝え、その圧力に屈しない姿勢を示しましょう。

同調圧力は避けられないものかもしれませんが、それにどう対処するかは私たち次第です。
少しの意識と行動で、より自由で自分らしい生活を送ることができるのです。

EGUYAN

富山県富山市生まれ、埼玉県川越市育ち、現在も川越在住。 ワーケーションソリューション（Well is）代表 日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー。 野球と旅とまいう〜と。がモットー。