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独立するなら何刀流にもなろう。専門性+αが強みになる

eguyan
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独立して仕事をするなら、ひとつの専門だけで勝負するのではなく、複数の武器を持つ“何刀流”でいることが、生き残る力になります。

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スペシャリストとゼネラリスト、それぞれの強み

プロ野球の世界には、特化型と多機能型の選手がいます。
たとえば、ジャイアンツのコーチを務める鈴木尚広さんは、選手時代は「足のスペシャリスト」として知られていました。
代走で出場すればほぼ確実に盗塁を決め、ヒット1本でホームに還ってくるような、走塁技術に優れた選手でした。

一方、メジャーリーガーの大谷翔平選手は、投げても打っても一流の「二刀流」として世界から注目を集めています。

会社員にも同じような傾向があります。
たとえば「営業一筋」「経理一筋」といったスペシャリストは、長年積み上げてきた経験を評価されやすい傾向にあります。
特に中小企業では、職能に特化した人材が重宝されがちです。
一方で、ゼネラリスト的な人材が求められる場面も増えており、「人事と総務の両方ができる」「広報と労務の両面から支援できる」といったスキルセットは、企業の変化に柔軟に対応できる強みになります。

私自身も、前職までの約15年間、人事総務全般のゼネラリストとして働いてきました。
新卒でシステムエンジニアを経験していたこともあり、ITに強い人事総務として社内での信頼もいただいてました。

独立後は“○刀流”であることが武器になる

独立した後は、好きなことだけやっていればいいというわけにはいきません。
むしろ本業の時間よりも、営業・広報・経理・契約書の管理などの“周辺業務”に時間を取られることも多くなります。

会社員時代は、それぞれの担当者がいて、自分は専門業務に集中できました。
しかし独立してひとりでやることになると、すべての責任が自分にのしかかります。
自分を売り込み、サービスを見える化し、契約や請求をこなしていく。そうしたスキルが求められます。
(もちろん、人を雇うか業者にお金を払って依頼してしまうという方法もありますが・・・)
だからこそ、独立後は「何刀流」であることが大きな武器になります。

専門性を軸にしながら“+α”を育てていこう

独立して成果を出すには、「この分野ならこの人」という軸を明確にしながら、“+α”の価値をつけていくことが重要です。
ただの“何でも屋”ではなく、強い専門性をベースに、周辺領域にも通じている人が、選ばれる存在になります。

たとえば「採用のプロ」なら、「労務相談にも乗れる」「採用広報の原稿も書ける」といったスキルがあると、企業側からすれば依頼のハードルが下がります。
ひとつの業務のために何人も外注するよりも、「この人に任せればまるっと解決できる」と思ってもらえることが大切です。

独立とは、自分自身が商品であり、経営者であり、現場担当者でもあるということ。
何か一つに特化するだけでなく、周辺領域を意識的に学び、磨き上げていく姿勢が、安定した仕事につながります。

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EGUYAN
富山県富山市生まれ、埼玉県川越市育ち、現在も川越在住。 ワーケーションソリューション(Well is)代表 日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー。 野球と旅とまいう〜と。がモットー。
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