会社をやめたいと思ったら無理しないでいい
仕事を辞めたいと思ったら、無理せず自分を大切にすることが大事です。
退職代行サービスの利用者が増える背景や、自分らしい選択をするための準備について考えてみました。
無理しないで辞める選択肢が広がる
新年が始まり、退職代行サービスの利用件数が過去最高を記録したとのニュースがありました。
特に仕事始めの日である1月6日には、退職代行サービス「モームリ」で過去最多となる256件もの依頼が寄せられたそうです。
これまでの1日の最高記録180件を大きく更新したというこの数字から、多くの人が無理をして働き続けることに限界を感じている現実が見えてきます。
背景には、
「倒れた後も働かされた」「悪口や脅迫に耐えられない」「上司の逆上が怖い」「隠蔽を強要された」
など、職場環境の問題が深く関係しています。
退職代行は、そんな困難を抱えた人々にとっての逃げ道になっています。
退職代行を使う前に考えておきたいこと
私もサラリーマン辞めるときにこんなサービスがあったら、当時の私の上司であるパワハラ部長を困らせるために、もしかしたら使っていたかもしれない、なんて思うときがあります。
だから退職代行サービスを使いたくなる人の気持ちはよくわかります。
ただ、もし使うにしても、よくしてくれた人たちに迷惑をかけたくないので、前もってそういう人たちには一声かけておくと思います。
なので、部長に対する悪い意味でのサプライズとして使うかも。
ありがたいことに、部長のさらに上の本部長(常務)との関係は良好だったからか、予定より長めに在籍することになったわけですが、まぁでもその間、パワハラ部長からはひどい仕打ちに遭ってましたが。
一方で、退職代行を利用しない方法として、弁護士に相談するという選択肢もあります。
ただし、法的な手続きを伴う場合、時間や費用がかかることもあり、心理的負担が大きいかもしれません。
できることなら、退職代行に頼らずスムーズに辞められるのが理想です。
いつ辞めてもいい準備をしておこう
無理をして働き続けるのではなく、いつでも辞められるように準備を整えておくことが大切です。
例えば、転職エージェントに登録しておくことで新たな仕事の情報を得やすくなります。
また、複業(副業)や起業準備を進めることで、経済的な不安を軽減できます。
これらの選択肢を持つことで、「辞めたいけど辞められない」という状況から解放されやすくなります。仕事を辞めるのは決して「逃げ」ではありません。自分を守るための行動です。
今の職場があなたにとって居心地が悪い場所であるなら、無理をせず次の一歩を考えることが大切です。
大事なのは、自分らしい働き方を見つけることです。
無理せず、一歩ずつ進んでいきましょう。
<参考と引用>
「「年末年始で洗脳が解けました」退職代行の依頼が昨年比5倍以上で過去最多…利用者が明かした“ギブアップ”のワケ」集英社オンライン