失敗しても、反省し、やり直しができる社会を

誰しも失敗することはありますが、日本では一度の失敗を許さないという傾向がいまだに残っています。
反省し、やり直すことが許される社会を作るために、

失敗を許さない社会の現状

SNSの発達により、失敗をした人が袋叩きにされやすい環境が強まっており、社会問題化しています。
特に、匿名性を盾に誹謗中傷を繰り返す場面は少なくありません。
失敗した人が一度のミスで評価を落とし、立ち直る機会さえ奪われることもあります。
このような風潮は私たちの社会全体に大きな影響を及ぼしています。

自信を失う子どもたちの経験

今の子供たちにもあるかもしれませんが、特に今の大人世代の「一度の失敗を許さない」というのは、子供の頃から培われたものだと言えます。
私自身、子どもの頃にミスをしたことで、周囲から笑われたりバカにされたりした経験があります。
テストで悪い点を取ったり、スポーツの授業でミスをするたびに感じた疎外感は、次第に自信を失い、萎縮してしまいます。
私たちがもっと「次がある」「頑張ればいい」と励まし合うことができれば、子どもたちも安心して成長できるのではないでしょうか。

やり直すチャンスを与える社会を目指して

誰もが完璧ではありません。
失敗したとしても、反省し、次に生かすことが大切です。
しかし、日本社会では、再チャレンジのハードルが高く、自己責任論が根強く残っています。
私も、チャレンジをする際に周囲から「独立したら大変だぞ」とか「甘くないぞ」とかいろいろ煽られましたが、それでも諦めることなく挑戦を続けています。
（独立したことない奴に言われたくない！）
やり直しができる、そして挑戦を応援する社会を作るためには、私たち一人一人の意識を変えていったり、社会の構造を変えていくことが重要です。

EGUYAN

富山県富山市生まれ、埼玉県川越市育ち、現在も川越在住。 ワーケーションソリューション（Well is）代表 日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー。 野球と旅とまいう〜と。がモットー。