旅行前に備えておきたい、万が一の事態に対応するためのポイント
この夏は、地震や台風、ゲリラ豪雨などの自然災害が頻発し、新幹線が運転を見合わせたり、飛行機がトラブルで欠航するなどしています。
旅行先でこうした事態に遭遇することも十分考えられます。
そのため、旅行前には「万が一の事態」を想定して準備を整えることが大切です。
旅行中に考慮すべき「万が一」とは?
たとえば、たとえ日帰り旅行であっても、一泊できる程度の荷物を用意しておくことをおすすめします。
予期せぬ事態が発生した際に、余裕を持って対応できるようになるからです。
また、宿泊先周辺にコンビニ、ユニクロ、無印良品があるかどうかを事前に調べておくと、急な泊まりに備えて安心です。
特に下着や靴下など、必要なものが売り切れる可能性もあるため、事前に把握しておくと良いでしょう。
交通機関のトラブルに備える
台風なら事前にわかっても、突然やってくる大きな地震、ゲリラ豪雨などがあると、交通機関もストップしてしまいます。
例えば、東京駅で新幹線が運転見合わせになった場合、多くの人が新幹線が止まることを想定せずに東京駅に向かってしまい、現地で混乱することがあります。
まずは東京駅に向かう前、途中にでも運行情報を見ておきましょう。
交通機関各社の公式サイトはもちろん、Yahoo!でも配信されています。
そして、東海道新幹線を利用する予定であれば、他のルートを事前に検討しておくことが重要です。
飛行機を利用する場合でも、羽田から関西(伊丹、関空、神戸)行きが全便満席だった場合に備え、岡山や徳島、あるいは近隣空港である仙台、福島の各空港からのフライトも候補に入れておくとよいでしょう。
時間とお金に余裕があるならば、少し遠回りになっても次の目的地に到達する方法を考えておくと安心です。
また、高速バスや北陸新幹線をルート、在来線を利用した移動方法も調べておくとよいです。
さらに、これらの交通機関の予約サイトに事前にユーザー登録しておくと、いざという時にスムーズに対応できます。
万が一のための準備と心構え
旅行中に足止めを食らった場合、宿泊施設を早めに確保することが大切です。
特に大都市でなくても、混雑が予想されるため、早めに動くことが求められます。
時間を持て余すことがないように、本や雑誌、動画や音楽、電子書籍をダウンロードしておくと良いでしょう。
無線LANは混み合うことが多いため、事前に準備しておくことでストレスを軽減できます。
また、歩きやすい靴を履き、モバイルバッテリーや水筒を持ち歩くことも忘れずに。
特に暑い時期には、溶けにくいグミやインゼリーのような携帯できる食料を持ち歩くと便利です。万が一の時に慌てずに済むように、少しの準備と決断力が求められます。
旅行中に限らず、何が起こるか分からないのも現実です。
万が一の事態に備え、安心して旅行を楽しめるよう、しっかりと準備をして出かけたいものです。