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旧態依然な社員旅行を見直そう!社員のための新しい懇親の形とは

eguyan
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昔ながらの全員参加必須の社員旅行は、今の時代にそぐわないものになりつつあります。
強制参加や一発芸など、ハラスメントに繋がる要素を含む社員旅行は、社員にとって本当に有意義な時間と言えるのでしょうか。

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昔ながらの社員旅行はもう時代遅れ?

「AERA.dot」によると、
今、社員旅行は

「今年の企業からの問い合わせ件数は、コロナ禍前の水準に戻っている」

(9/23(月) 配信 『「社員旅行」はオワコンなのか? 行きたくなかった若者も満足させた「令和の社員旅行」の最前線』より)

そうです。

私の前職では、全員参加の社員旅行がありました。(ない年もあったがほぼ毎年開催)
国内だと3泊4日、海外だと3泊~4泊。
子供や親の世話や、業務都合でどうしても参加出来ない場合は、直接社長に理由を述べる必要がありまして、それで許しが出たら参加しなくてよいと。
行先は、私が在籍したときは、南九州(熊本、鹿児島、宮崎)、ハワイ(ハワイ島、オアフ島)、グアム、沖縄(石垣島、沖縄本島)でした。
南九州以外は、どれもゴルフ好きな社長がゴルフするために選定されたような場所ですね。

ゴルフは社員も参加しますが、ゴルフをやらない社員は、その年(行先)によって自由行動か、しない社員がひとまとまりで観光することになります。
それ以外、ほとんどが社長を含め全員集団で観光や食事です。
南九州が一年目の時の旅行先でしたが、その時は温泉旅館の宴会場で、社長以外の役員を含め全員が一発芸をさせられました。
今ならハラスメントものですが。

ちなみに、国内海外問わず、旅行終了翌日には通常通り9時に出社です。

社員旅行は本当に社員のためのもの?

私の前職のように、一部の企業では、社員旅行が社長の趣味に合わせたものになってしまうことがあると思います。
ゴルフ好きな社長が旅行先を決めたり。
そんな社員旅行、社員は面倒くさい反面、会社の金で参加するわけなのでそれなりに楽しんでいるわけですが、これを企画したり当日の全員の面倒を見るのが、私を含む人事総務の男子メンバーです。
旅行の企画自体が人事総務の大きな負担となり、社員を巻き添えに、社長の道楽に付き合わされてるようなものです。
こうした状況では、社員のためという名目が形骸化してしまいます。
また社長は、「社内一体となって」「団結したい」など、今ならリモートをやめて全員出社させる会社の常套句のような理由を付けていたのですが、そんな全員参加必須である社員旅行は、今のご時世やめるべきです。

現代に合った社員旅行や懇親のあり方とは?

では、社員旅行や懇親会は「オワコン」なのでしょうか?

例えば、参加が任意であり、短期間で気軽に楽しめる旅行であれば、多くの社員が参加しやすくなります。
10年以上前に在籍していた会社の親会社では、希望者を募って、金曜の仕事終わりに東京駅から新幹線に乗って小田原で乗り換えて箱根に行き、温泉入ったり宴会したりで一泊し、翌朝チェックアウト後に解散するという社員旅行のような懇親会があって、会社の規模が大きいので部署でやっていました。

こういうタイプであれば、社員にとっても負担が少なく、かつリフレッシュの時間になります。
現代の働き方に合わせ、強制参加ではなく「社員が本当に楽しめる懇親の形」を模索することが重要です。

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EGUYAN
EGUYAN
富山県富山市生まれ、埼玉県川越市育ち、現在も川越在住。 ワーケーションソリューション(Well is)代表 日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー。 野球と旅とまいう〜と。がモットー。

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