人事は常にアップデート!時代遅れから抜け出すために必要なこと
人事は企業の経営資源である人材に関する業務を担う部署であると同時に、従業員の幸福や企業の成長に直結する多くの業務を担当します。
その基盤となる価値観やツールが昭和のままでは、持続可能な組織運営は困難です。
情報は常にアップデートしよう
新卒採用に関しては、積極的に情報収集をしている会社が多いですが、それ以外の領域ではどうでしょうか。
働き方改革やITツールの導入に遅れを取っていませんか?特に、経営者や部長クラスがアップデートに消極的な場合、若手担当者がどんなに努力しても組織としての改善は進みません。
まずは、経営層が率先して最新の情報を学び、現場に実装する文化を作ることが大切です。
旧態依然な価値観では会社は持続不可能
「自分たちはこうやってきたから」「気合と根性でなんとかしろ」という価値観は、今の時代には通用しません。
令和の今、社員は仕事だけでなく生活全体の質を求めています。経営者や人事が旧態依然とした考えを持ち続ければ、人材は他社に流出し、企業は成長できません。
時代に合わせた柔軟な働き方を取り入れ、持続可能な職場環境を作ることが急務です。
働き方もITツールもアップデートを
大幅な賃金アップが叫ばれている昨今。
それは大至急案件ではありますが、中小企業はなかなか手が付けられないかもしれません。
であれば、まず働き方改革から着手してみてはいかがでしょうか。
テレワークやフレックスタイム制、最新のITツール導入を進めることで、社員の満足度は飛躍的に向上します。
たとえば、プロジェクト管理ツールやクラウドサービスの活用で業務効率を上げる方法を検討してみましょう。
「人事部門だからITは苦手」ではなく、全員が積極的に取り組む姿勢が求められています。持続可能な企業を目指すためには、経営者や人事担当者がまず時代の流れに合わせた変化を受け入れることが必要です。
「人事のアップデート」は、組織の未来を変える第一歩です。