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大人になってからの友だちの作り方

eguyan
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社会人になると、忙しさや環境の変化から「もう新しい友だちはできないかも」と感じている人もいるかもしれません。
でも大人だからこそ築ける“利害のないつながり”があり、それは人生を豊かにする大きな財産になります。

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社会人になってからのほうが友だちは増えた

正直に言えば、私は学生時代、友だちが多いタイプではありませんでした。
仲の良い人はいましたが、常に誰かとつるむタイプではなく、どちらかといえば一人でいる時間が好きだったりもします。

そんな私が社会人になってから始めたのがテニスです。
最初はスクールに通っていましたが、もっと自由に仲間とプレーしたいと思い、自ら社会人テニスサークルを立ち上げました。
これが思いのほか楽しく、自然と人との交流も増えていきました。

30代に入ってからは、東京で開催されていた「朝活」にも参加しました。
平日の朝、出勤前の1時間ほど集まって同じ趣味や価値観を持った社会人が学びや交流を深める場でしたが、毎週のように顔を合わせるうちに信頼関係が生まれ、多くの友人ができました。

振り返ってみると、社会人になってからのほうが、むしろ自発的に人と関わり、友だちが増えていった実感があります。

コロナ禍で「数」は減ったけど、「深さ」は増した

その朝活も、コロナ禍をきっかけに終了。外出自粛もあり、人と会う機会は一気に減りました。
SNSやオンラインでつながり続けていたものの、リアルで会う機会は激減し、「このまま人との縁が薄れていくのでは」と不安になることもありました。

でも実際には、数が減った分、関係はより深くなりました。
たとえば、昔からの友人と久しぶりに野球観戦に行ったり、気の合う仲間と少人数で飲みに行ったり。
頻繁には会えなくても、だからこそ一緒に過ごす時間の価値が高まりました。

大人の友人関係は、「毎週会うこと」よりも「心地よい距離感」が大切。SNSでふと近況を送り合ったり、半年ぶりでも会えばすぐに打ち解けられたり・・・
そうした緩やかなつながりが、長く続く関係を育ててくれます。

大人の友だちは「つくるもの」

最近では、地元の同窓会に参加して、学生時代の同級生と再びつながるようになりました。何年も連絡を取っていなかった相手と話してみると、年齢を重ねた今だからこそ共有できる話題や価値観があり、新鮮で心地よい関係性に変わっていました。

さらに最近では、全国の「同い年」が集まるサークルにも参加するようになりました。
年齢が近いという共通点だけでも十分で、初対面でも自然と打ち解けられるのが不思議です。
『地域や職業を超えた「第三の人間関係」』があることで、日常がより彩り豊かになります。

社会人、経営者、個人事業主など、責任ある立場にある人ほど、人に弱音を吐きづらく、孤独を感じやすいものです。
だからこそ、利害関係のない友人の存在が、かけがえのない心の支えになるのです。

「大人になってからの友だちの作り方」は、特別な方法があるわけではありません。
きっかけは趣味でも、イベントでも、同窓会でもいいのです。
共通の興味や価値観をもとにした会話を、少しずつ重ねていけばいい。

もし今、「新しい友人がほしい」と思っているなら、まずは勇気を出して、ひとつ新しい場に足を踏み入れてみてはいかがでしょう。
その一歩が、数年後の大切な人間関係につながるかもしれません。

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EGUYAN
EGUYAN
富山県富山市生まれ、埼玉県川越市育ち、現在も川越在住。 ワーケーションソリューション(Well is)代表 日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー。 野球と旅とまいう〜と。がモットー。
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