ブログに写真や証拠がなくても書く。ボツにしないための考え方
ブログを書こうとしたものの、写真やデータがなくて手が止まることがあります。
しかし、自分に起きたことや感じたことを書くのに、必ずしも証拠が必要とは限りません。
大切なのは、事実と自分の感想を分けて書くことです。
ブログに載せる写真や証拠がなくて、ネタをボツにしていた
ブログを書くときに、「何か証拠になるものを載せたほうがいいのではないか」と考えることがあります。
その場で撮った写真や、数字がわかるデータ、参考になる資料などです。
もちろん、写真があれば状況を伝えやすくなります。具体的なデータがあれば、記事の説得力も増すでしょう。
ただ、ブログに書きたいと思う出来事は、いつも写真を撮れる場面で起きるとは限りません。
人との会話で気づいたことや、仕事中に感じた違和感、ふと頭に浮かんだ考えなどは、写真に残せないこともあります。
私の場合、そこで手が止まることがよくありました。
っていうか、しばらく更新できなかったときは(今回も)、だいたいこんな悩みでストップしてました。
「写真を撮っていないから記事にできない」
「裏付けになるデータがないから、説得力がないかもしれない」
そう考えているうちに、せっかく思いついたブログのネタをボツにしてしまうのです。
そのときは書きたいと思っていても、数日経つと感じたことを忘れてしまいます。あとから思い出そうとしても、そのときの感情まではなかなか戻ってきません。
写真がないという理由だけで、記事にできるかもしれない体験を捨てていたわけです。
自分の体験や感じたことを書くなら、必ずしもエビデンスは必要ない
いろいろと考えたり調べたりする中で、ブログには必ずしも写真やデータが必要なわけではない、と思うようになりました。
自分に起きたことや、そのときに感じたことは、自分自身が体験したものです。
たとえば、
「ある出来事をきっかけに、仕事の進め方を見直した」
「人と話していて、自分が無理をしていたことに気づいた」
「初めて使ったサービスが、思ったより使いにくかった」
といった内容です。
こうした体験を書くときに、必ず写真が必要になるわけではありません。
「こういうことが起きた」
「私はこう感じた」
「その結果、こう考えるようになった」
という順番で書けば、ひとつの記事になります。
大切なのは、自分の体験や感想を、世の中全体の事実であるかのように書かないことです。
「この方法は絶対に正しい」と言い切るのではなく、「私の場合はこうだった」「私はこう感じた」と書く。
この違いを意識するだけでも、書けるテーマは増えていきます。
ブログは研究論文ではないですし。
読者にとって価値があるのは、データだけではなく、実際に体験した人がどこで迷い、何を感じ、どう考えたのかという部分でもあるのかなと。
むしろ、きれいに整理された一般論よりも、個人の迷いや失敗のほうが、読者の役に立つこともあると思います。
写真がないブログネタを書くときに気をつけたいこと
写真やデータがなくてもブログは書けます。
ただし、どのようなテーマでも自由に書いてよい、というわけではありません。
特に慎重になったほうがよいのは、他社や他人への批判、告発に近い内容です。
自分では事実を書いているつもりでも、相手の評価を下げたり、誤解を招いたりする可能性があります。相手が特定できる情報を載せる場合は、感情のまま書かないほうがよいでしょう。
健康や医療に関する情報も同じです。
「これを飲んだら病気が治った」「この方法なら必ず改善する」といった書き方は、自分の体験だけを根拠に広くすすめることになってしまいます。
専門的な知識が必要なテーマや、事件・事故、災害に関する情報も注意が必要です。未確認の情報を広めると、意図せずデマに加担してしまう可能性があります。
迷ったときは、次のように考えるようにしています。
これは自分の体験や感想なのか。
それとも、他人にも当てはまる事実として伝えようとしているのか。
自分の体験や感想であれば、そのことが伝わるように書く。誰かに影響を与える情報や専門的な内容であれば、信頼できる資料を確認する。
この線引きができれば、写真がないという理由だけでブログのネタをボツにする必要はありません。
ブログに残しておきたいのは、出来事の証拠だけではなく、そのときの自分が何を考えていたか。
写真を撮っていなかったとしても、感じたことが残っているうちに書いてみる。
それだけでも、十分にひとつの記事になると思っています。

