社会人の勉強は仕事中にやろう
社会人になると勉強する時間を確保するのはなかなか難しいです。
それでも仕事中に効率よく勉強する方法があります。
仕事中に勉強する理由とは?
社会人になると、仕事に追われて勉強の時間を確保するのが難しくなります。
たしかに、スキマ時間や休日を活用すれば勉強できるかもしれませんが、それではプライベートの時間を削ることになりかねません。
そこでおすすめしたいのが、「仕事中に勉強する」という発想です。
仕事に関連するスキルや知識を学ぶのは業務の一環と考えられる場合も多く、終業後や休日に無理をして取り組む必要はありません。
特に、新しいツールや業務に必要な知識を学ぶ場合、業務時間中に勉強することはとても合理的で効果的です。
労働時間に含まれる勉強の条件
会社が勉強を業務命令として指示する場合や、資格取得を求める場合は、その勉強時間が労働時間として認められるケースがあります。
例えば、以下のような場合です。
- 会社が資格取得を義務付けている場合
- 業務命令や依頼に基づいて行う勉強
こうした条件を知らないと、仕事中に勉強するのをためらってしまうことがありますが、正しい知識を持っていれば無駄な苦労をせずに済みます。
例えば、私が新卒で配属されたシステムエンジニアの部署では、必要な勉強を通勤時間や休日に行うことを余儀なくされていました。
今思えば、新人は試験対策として休日に会社の会議室に丸1日招集させられたことが何回かありました。
それって「任意」という名の強制で、「任意」なので休日時間外が出てなかったのを思い出しました。
さすがにもう時効でしょうけど・・・(悔しいな)
しかし、労働時間として認められる可能性を知っていれば、もっと効率的にスキルアップできていたかもしれません。
仕事中に勉強するための工夫
仕事中に勉強を進めるには、いくつかの工夫が必要です。
・ 必要なスキルや資格の取得について、業務時間中に取り組む意義を説明し、理解を得ることが大切です。
ただし、無理に理解を得なくても、相談が可能であれば、協力をもらえるのであればでいいと思います。
・日々のタスクの中に、学習の時間を組み込むことで、計画的に進めることができます。
・職場での実務を通じて学ぶOJTは、業務の延長で自然とスキルを習得できます。使ったことがないITツールなど、新しいことを覚えるのには時間がかかります。
もし勉強する時間がないようであれば、上司や会社の教育担当者に相談し、社内教育の一環として取り入れてもらうのもありだと思います。