スメハラ対策で会社ができること

最近話題になっている「スメハラ」問題。
社員のにおいが原因でトラブルが起こることも増えている中、会社としてどのような対策ができるのでしょうか？

スメハラとは何か？問題の背景を理解する

スメハラ（スメルハラスメント）とは、特定のにおいが他人に不快感を与えることを指します。
この問題が浮き彫りになった背景には、個人の体臭や香水のにおいが職場でトラブルを引き起こすケースが増えたことがあります。

会社としてこの問題に向き合うためには、まず何が問題なのかを理解することが大変重要です。

会社が取るべきスメハラ対策の具体例

会社がスメハラ対策として取り組めることはいくつかあります。
まずは、更衣室やシャワー室の整備です。
（スペースや設備の問題で難しいかもしれませんが）
汗をかいたまま仕事を続けることが求められる社員のために、着替えやシャワーをする場所を提供することで、においの問題を軽減することができます。
また、におい対策に関するガイドラインを策定し、社員に周知することも有効です。
例えば、香水や体臭に対する基本的なマナーを教育することで、スメハラ問題を未然に防ぐことが可能になります。

ハラスメントと指摘することの難しさ

私も通勤電車の中で汗だったりタバコ、香水のにおいに苦しんできたことがあります。
自分自身、汗はすごくかくタイプなので、日頃の手入れは必死にやりました。
においの問題は非常に個人的なことであり、指摘する側もされる側もデリケートな対応が求められます。
社員に対してスメハラを指摘する際は、プライバシーを尊重し、決して相手を傷つけないように配慮することが重要です。
例えば、直接的な指摘ではなく、全社員に向けた一般的な注意喚起として伝えることが、個別に不快な思いをさせずに問題を解決できる場合もあります。

会社として、社員が快適に働ける環境を提供することは非常に重要です。
いろいろなハラスメント対策が必要になり、人事部門の方たちは大変かと思いますが、スメハラ対策もしかり、適切な対応を。

EGUYAN

富山県富山市生まれ、埼玉県川越市育ち、現在も川越在住。 ワーケーションソリューション（Well is）代表 日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー。 野球と旅とまいう〜と。がモットー。